東京・神奈川でキッチン・レンジフード・浴室クリーニングキャンペーン中のお掃除屋さんクリエイトおそうじクラブです。
まず、フラッシュマーケティングについて簡単に説明すると、商品やサービスの提供にあたり、割引価格や特典がついたクーポンを期間限定でインターネット上で販売する手法のことをいいます。
一般に24時間から72時間程度の短時間(フラッシュ)に、集客と販売および見込み顧客の情報収集が行われるという特徴を持っています。
よくあるパターンが、共同購入サイトのようなパターンで期間限定で100人集まれば50%offのチケットが買えるというよものです。
物販であれば、ものが有れば短期に集中して販売できれば、販売に要するコストを削減できるのでその分格安にできるという構図は成り立つのですが、右から左に簡単に販売できないものになると色々と問題が発生してきます。
有名なのは、おせちの販売で出荷が間に合わないというのが有りましたね?
予想、あるいは処理能力以上の注文を受注してしまったために、間に合わなくなったり、粗雑な出来栄えのものを出荷することとなったりでトラブルが発生したわけです。
つまり、大量生産が可能な物販以外のサービスの提供は処理能力が非常に重要なカギを握ることになります。
もう一方の課題は、利益額の確保ができるか?ということです。
というのは、購買意欲を高めるために、価格の割引を大幅にするのが大体のパターンで50%off以上の値引きも少なくありません。
さらに、50%未満になった販売価格から販売会社の手数料の支払いです。
一般的にはさらに半分が手数料として差し引かれる、つまり実質な粗利は25%以下になるというのが一般的なパターンです。
つまり、簡単に言ってしまえば、75%引きで売って儲かるものはどれくらいあるのだろうか?
そうそうは無いでしょう。売れなければロスが100%なのだからそれが25%回収できるというようなところでないでししょうか?
なので、販売する側から見て、このフラッシュマーケティングという手法は即利益につながると言うよりは、自社の広告宣伝とリピート期待の為の予算と位置付ける必要が有ります。
なので、リピートにつながりやすい、サービスなのかどうかということが重要なカギを握ります。
例えば、飲食店の場合は原価率から見ても25%ではおそらく採算は合わないと思いますが、気に入ってくれたら明日でも明後日でもリピータにつながる可能性を秘めているわけです。
そういった意味で宣伝の一つと考えると可能性は十分です。
ところで、ハウスうリーニングではどうか?
単純に洗剤だけの原価率を考えるとおそらく5%以下でしょうから利益はあがることはあがりますが、同じサービスでのリピートは仮にあってもおそらく1年間くらい先の話になることでしょう。
また、サービスを提供できる一日当たりの数が決まっているので、担当者の一日の必要利益も考える必要があります。
なので、大事なことは①すべてのサービスを盛り込んでしまわない。つまり、同じサービスが1年後でも気に入ったらすぐにリピートにつながるサービスを残しておく、②適正な粗利額と他の作業との組み合わせで最低必要な1日あたりの利益額を確保する。
ということになります。
このようなことを考えて、どんなサービスの組み合わせで、最低必要な利益の確保など考えながら、ハウスクリーニングの世界でフラッシュマーケットが馴染むのかどうか考えてみようと思います。
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